家出した子供を探すために慌てずに行うこと

子供が家出した!そんなときに親が取るべき行動は?

子供が家出したときに、親が取るべき行動は何?


最近、子供の家出が増えており、事件につながるケースが増えています。


自分の子供に限って家出などするわけない…とお考えの親御さんも多いかと思いますが、油断は禁物です。
子供が家出して1週間以上経ってしまうと、見つかる可能性が非常に低くなってしまうと言われています。


では、実際に子供が家出したと分かった場合、親はどのような行動を取ればいいんでしょうか?
ここでは子供が家出した時に親が取るべき行動について詳しくご紹介したいと思います。


ぜひ、お子さんをお持ちの方は参考にしてみてください。


子供が家出した時、親が取るべき行動


子供が家出した時、親はどういう行動を取るべきなのか具体的にお教えします。

いつから足取りがわからないのか調べる

まず、子供がいつからいなくなったのか、を調べましょう。
いつからいなくなったのか分からないと、どういう行動を取ればいいのか決めづらいからです。


なくなった持ち物はないか

次に親が取るべき行動は子供の持ち物でなくなったものはないかどうか調べることです。
明らかに家出と分かったら、子供部屋に入り持ち物をチェックします。


たとえば、ある程度洋服類やお金がなくなっていれば、家出の可能性が高いです。
また、想像したくはないですが、遺書を置いて出て言っている可能性もあります。もし、遺書などが見つかれば警察にすぐ連絡してください。


携帯に連絡する

子供が携帯を持って出ているなら、携帯に電話をかけてみましょう。
家出となれば、電話してもつながらない可能性が高いですが、留守番電話に伝言を入れておくだけでも構いません。


家族が帰って来てほしいと思っていることを子供に伝えることが肝心です。
もし、留守番電話に伝言できない場合はLINEがおすすめです。


メールやショートメッセージの場合、相手が読んだかどうか分かりませんがLINEなら読んだ場合既読がつくため、元気かどうか判断できます。
元気でいると分かるだけでも安心できるので、子供がLINEを使っているなら送ってみることをオススメします。


友だちや知り合いなどに聞いてみる

また、子供が家出した場合に親が取るべき行動として、子供の友達や知り合いなどに聞くというのがあります。
日頃子供が仲良くしている学校の友達やアルバイト先の知り合いなどの連絡先が分かれば、家出した先に心当たりがないかどうか聞いてみましょう。


ネットを利用する

最近、ネットを利用すればさまざまなことが分かる時代となっているため、子供の家出の際も利用できそうです。
可能性は低いでしょうが、掲示板などに書き込んでみるのも手ですね。

また、FacebookやInstagram、Twitterなどを利用すれば、子供が家出しているのを見つけられるかもしれません。


これらのSNSを利用している人が子供をどこかで見かけた場合、メッセージで知らせてくれる場合があります。
ただ、個人情報をあまりに詳しく載せてしまうのもリスクが高いので、よく考えて行うようにしましょう。


行きそうな場所を探してみる

子供が家出してしまい、親がその行き先について全く分からない場合、次のような場所に行ってみてください。
友だちの家、ネットカフェ、ファストフード店、ゲームセンター、公園…などですね。


どの場所も安く長時間いられるところばかりなので、子供が行っている可能性が高いです。


1日以上家出から帰らない場合は捜索願を


もし、子供が1日以上家出から帰らない場合は警察に捜索願いを出すようにしましょう。


警察に届け出をすると、捜索願いを出すように言われますが、提出すれば警察もある程度探してくれるはずです。

ただ、必ずしも子供が家出から帰ってくるとは限りません。


基本的に警察に捜索願を出すと、13歳以下の子供の場合は特異行方不明者に分類される可能性が高く、事件性の高い行方不明者とみなされ緊急を要すと判断し捜索に当たってくれます。
ですが、大人や14歳以上で事件性が低いと判断されれば、一般家出人に分類されるため捜索が始まるまでに時間がかかることが多いです。


もちろん、警察のデータベースに家出したことが登録されるため、日本全国の警察がどこかで家出人を見かけた場合など、発見される可能性が高まります。

もし、家出人が見つかった場合、警察が本人へ家族から捜索願が出されていることを伝えますが、大人の場合だと本人が家に帰るかどうか判断するため無理に連れて帰るのは不可能です。
ですが、子供の年齢に関わらず、1日以上家出から帰らないようなら、警察に相談することをおすすめします。


また、警察に相談した上で、子供の年齢や状況から一般家出人と判断され、すぐに捜索してもらえない場合は、探偵に依頼して探してもらうというのも手です。料金はかかってしまいますが、探偵ならば対象者の年齢や緊急性の有無に関わらず人探しをしてくれます。


まとめ

子供が家出した場合に親が取るべき行動について詳しくご紹介しました。
突然子供がいなくなってしまうと、親はパニックになってしまうかもしれません。

ですが、まずは冷静になっていただき、ここでご紹介した方法で探してみてください。
子供がいなくなっても、自分を責めるのではなくまずは見つけることが最優先です。


お子さんが家出するにはそれなりの訳があるはずです。日頃からしっかりと話を聞いてあげることが大切です。


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